あまり知られていない肌のバリア機能とは?

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肌のバリア機能の仕組みとは

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肌のバリア機能について考えたことがあるでしょうか。皮膚にはウイルスや雑菌から体を守る役割があります。わかり易い例で言えば、お水です。お水の中に指を入れても、身体の中には浸透してきませんよね。これもバリア機能の働きのおかげなのです。

 

このバリア機能を担っているのが、ターンオーバーによって押し上げられてきた表皮細胞からなる角質層です。この角質層が細菌やウイルスの侵入を防ぎ、皮膚に必要な水分を保つためのバリアとなっているのです。

 

レンガでできたお家を思い浮かべてみてください。レンガのお家はレンガをびっしりと敷き詰めて、その間にセメントを流し込んでくっつけていますよね。実は角質層も同じような作りになっているのです。角質細胞がたくさん積み重なり、その隙間をセラミドが埋めている状態なのです。

 

このようにして、細胞同士を隙間なくくっつけることにより、水や異物、ウイルスなどが肌に入り込むのを防ぐという働きをしているのですね。これがバリア機能の実態です。このバリア機能が弱まってしまうと、外からの刺激に弱くなり肌が刺激を受けやすくなってしまいます。そのため、肌荒れなどの症状がでてきてしまうのです。

 

バリア機能が損なわれる原因は、外からの刺激

 

バリア機能が損なわれる理由は単純で、乾燥や紫外線、あるいはこすったりという刺激のためです。炎症ははじめは小さなものでも、徐々に大きくなっていき、肌が損傷しやすくなってしまうのです。また、肌が乾燥した状態が続くと、保湿成分がなどがむき出しの状態になってしまったり、保湿成分(セラミドなど)を作る力が弱まると角質の水分は蒸発して肌内部の潤いまで損なうことに。

 

そうすると、外的刺激に晒されやすくなり、肌が敏感になっていまいます。このようにしてバリア機能が損なわれてしまうと修復までに時間がかかります。もちろん、受けた炎症など個人差があるので修復までの日数はバラバラ。程度の軽い乾燥・炎症などの場合治りはやく、2〜3日で治ってしまうことも。ですが、ひどい時には1ヶ月、あるいは数年ということもあります。

 

つまるところ、肌のバリア機能を失ってしまうと肌の損傷が治りにくくなってしまうということ。そのためには、普段から肌の保湿を十分に維持するのが鍵になるのです。

 

バリア機能自体を向上させることはできないの?と思う方ももちろんいますよね。ですが、バリア機能そのものを向上させる手段はありません。それは生活習慣の改善、あるいは薬によっても同様です。結局のところ、肌トラブルになった時に早く改善できるかどうかは、日頃のスキンケアが肝心ということ。普通肌に近づけていくことが、肌トラブルの少ないすこやかな肌をキープすることの近道になるのです。

 

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